こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP CLOTHINGです。
日中暑く、朝夕は涼しいこの頃。いい季節です。
が、夜バイクで帰る時は半袖では寒い。
ということで、若干季節外れな感もあると思いますが、今時期重宝なシャツを紹介です。
40年代、WW2期に製造されたUSネイビーのCPOシャツ。当ブログでも数回ご紹介しているこのシャツ、通称CPO(Chief Petty Officer=海軍下士官)シャツと広く認知されていますが、元は下士官のみならず、寒冷地で作業、訓練にあたる兵士に着用されていたそう。CPOシャツという通称が広まったのは終戦後、模倣品も多く作られるようになりました。
今回ご紹介の個体はミントコンディション、サイズもおおよそM程度、好条件の個体です。
ダブルステッチの襟。素材はもちろん、軽量のウールメルトン。手に取ったことがある方はお分かりの通り、このシャツのウールメルトンはチクチクしない実に仕立てが良いですよね。
タグ。兵士の氏名はR.M.HYLTON、階級はC.Q.Mとあります。このC.Q.M.が正にWW2期のChief Petty Officerの階級。これが冷戦期になるとQ.M.C.になります。
初期型の証、波型ポケットフラップ。ここだけ見てもコンディションの良さが伝わります。生地自体はピンピンしてます。
もちろんマチ付き。
前立ての見返しもこの通り。擦り切れが出やすい箇所ですが、ダメージなし。
右カフスにダメージ。
左カフスに製品不良のような生地の飛び出しが1箇所。
小穴。以上、着用の支障にならない程度のダメージはありますが、全体にミントコンディションと言える状態です。
では、着用画像です。実寸は肩幅44cm、身幅55cm、着丈78.5cm、袖丈53cm。178cm、70kgの試着では肩幅、身幅、着丈はジャスト、袖丈が短いというところ。CPOシャツは全体の寸法に対し、袖だけが短めの個体が少なくないのですが、ゴブセーターなどと同様に本来の用途ゆえの仕様なのかもしれません。今度じっくり調べてみます。N-1などと同様に決して廃れない名作シャツ、真夏以外は季節問わず活躍する男前なシャツ、CPO。状態も良いので、お探しだった方は是非この機会に!
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