カテゴリ:アンティーク( 5 )


2017年 01月 14日

Japanned T-bar display fixture

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP Clothingです!

雪、降り続いています。
この冬は先週まで積雪がないという記録的小雪だったのでかなり楽でしたが、そこはまだ1月。
お天道様、そんなに楽させてはくれません。
一気に降りました。毎日氷点下で冷え込みも厳しい。
新潟など青森以上の積雪がある地域の皆さんは本当に大変だと思います。
春まであと数ヶ月、自愛しながら雪かきに精を出しつつ春を待ちたいものです。

商品紹介です。
Japanned T-bar display fixture ¥58,000 (税込 ¥62,640)
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度々ご紹介しているジャパンフィニッシュの家具、小物ですが、今回はTバーラック。ただコンディション含め、各部ディティールは中々スペシャルな一品です。
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直径およそ15.5cmのベース部分、黒にコッパーのリッチなジャパンフィニッシュ。
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シャフト部分も全体にジャパンフィニッシュ。肉眼ではもっとはっきりと確認できます。バー部分幅はおよそ46cm、メンズMのシャツが掛けられるくらい、たっぷりとしたサイズです。
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全高はおおよそ46.5cmから76.5cmの間で調節が可能です。
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シャフト部分を取り外し、ベース部分。
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すごいのはその裏。ガッツリとマニファクチャラーの刻印。1800年代中頃には中流階級に広く普及していただけあり、ジャパンフィニッシュの家具、什器、小物はそれなりの数が現存していますが、ここまで立派に刻印が入ったものは珍しいです。
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"J.R.PALMENBERG'S SONS. N.Y."
1852年ニューヨーク市にて創業の什器メーカー。引用させていただいた写真はニューヨーク私立博物館のページに掲載のもの。
さすがはニューヨーク、当時この地にあったメーカーや販売店の情報が大体見つかるのがすごい。
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事務所は西3番通り沿いに2番地にまたがって、店舗はブロードウェイ713番地にあったとのこと。
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西36番通りにあった同社ビル。メイシーズ近く、名称は変わってしまったものの、このビル自体は現存しています。
同社はバナーにある通り、服飾全般に関わる什器を製造していたようです。
一時は隆盛を極めたジャパンフィニッシュの家具も徐々に下火になり、1920年代にはその多くのメーカーは消滅。おそらく同社も倒産したか、別な事業に舵切りをしたのでしょう。1600年代、日本の漆塗りに影響を受け始まったジャパンフィニッシュの歴史、のちには工業製品などの塗装にも受け継がれていきます。黒に金色、ヴィンテージ&アンティークファンであればピンとくるカラーリングかと思いますが、本稿では蛇足ですので、またの機会に。
今回ご紹介したTバーラック、時代の片鱗を感じ取れる素敵な個体だと思います。100年を経過した自然な経年は感じられますが、目立つダメージもなく、素晴らしい状態です。

是非ご覧ください!
宜しくお願いいたします。
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BUTTON UP clothing
〒036-8004
青森県弘前市大町3丁目10-8
Tel&Fax. 0172-37-6699
Mail. buttonuphirosaki@gmail.com

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by buttonupclothing | 2017-01-14 19:06 | アンティーク | Comments(0)
2016年 08月 17日

30's Old photo

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP clothingです!

今日は、台風7号の影響で青森も一時洪水警報など発令されていました。
気温も26℃位までしか上がらず、青森はいち早く少し寂しい季節に入ってきたようです。

商品紹介に参ります。

30's Old photo "LUDLOW SCHOOL" ¥5,800 (税込 ¥6,264) SOLD! ありがとうございます!
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1936年に撮影された写真、東部ペンシルバニア州フィラデルフィアに今も在るLudlow Elementary Schoolのものです。
縁に二重のピンストライプが施された厚紙のフレームに入っています。
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中央に写っている生徒がLUDLOW '36の帯を掲げています。今からちょうど80年前。この可愛い小学生達も今ではおじいちゃん、おばあちゃん。あるいはご存命の方も少ないのでしょう。
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この特徴的な校舎がGoogle Mapsで確認できる同校の特徴そのままで、自分とは何の縁もない建物ながらちょっとグッときてしまいます。男子の制服はダブルブレストのパッチポケットのものだったようです。真ん中の大柄な子はスプレッド気味の襟を広げていて目立つ存在。制服の着方にも個人の裁量があったんでしょうね。
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個人的に興味を引かれたのは黒人、白人の生徒が一枚の写真に仲良く収まっているところ。決して無理矢理ではなく、自然に皆が笑顔で肩を並べています。当時から先進的な東部の小学校だったからであって、これが南部の小学校などでは決してありえなかったはず。生徒達の笑顔が誇らしく、平和な良い写真です。
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裏側にフレームを自立させる為の足が付いていたのですが、取れてしまっています。
実物は年代を経たとても良い雰囲気があります。
フレーム寸法は横およそ29cm、高さおよそ13cmです。

あと数枚、抜粋して。

Old photo frame ¥4,000 (税込 ¥4,320)
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年代を確定できる情報はないものの、写っている人物のシャツのデタッチャブルカラーの形状から新しくても30年代初頭に撮られたものでしょう。ブートニア、タイタックなどの小物も素晴らしく当時の風俗を垣間見れるポートレイト。そして何より写っている方がとんでもなくハンサム。
下部真ん中にブロードウェイ1546番地にあった、WHITE STUDIOSのエンブレムが入っているのですが、この写真館は1903年から1939年の短い期間のみ存在し、ブロードウェイ通りの最も主要な一つで有ったということです。

木製のしっかりしたフレームなので、このままでも中身を入れ替えてお気に入りの写真を飾るのに用いても良いかと思います。
寸法は縦およそ24cm、横およそ16cm。

Old photo frame ¥4,000 (税込 ¥4,320)
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こちらも紳士のポートレート。上のものと同時代に撮影されたものでしょう。こちらはコネチカット州ニューヘーブンに存在したCURTISS STUDIOのエンブレムが入っています。大判のフレームで寸法は縦およそ27cm、およそ20cmです。

誇らしい人生の一瞬を捉えた写真は、時代に関わらず素晴らしいですね!

紹介した商品は通販もご利用いただけます!
お気軽にお問い合わせください。

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by buttonupclothing | 2016-08-17 20:25 | アンティーク | Comments(0)
2016年 06月 17日

early 20th century Benjamin triple socket cluster

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP clothingです!

昨日のイチローの偉業達成は毎度のことながら感動しましたね。
そしてその後に発した言葉もまた記憶に残る。アリもそうだったように偉大な記録とその言葉が人々の記憶に
残っていく、不世出のスターですね。

ということで商品紹介です。
early 20th century Benjamin triple socket cluster ¥30,000 (税込 ¥32,400)
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1910〜20年代に製造されたベンジャミン・エレクトリック社のトリプルソケットクラスターです。3つあるソケット口のおそらく2つが白いものから黒いものに変更されていますが、ダメージない良好なコンディションです。
19世紀の終わりにシカゴにて設立されたベンジャミン・エレクトリック社、時はインダストリアルデザインの発展期、同社はこのマルチソケットに代表されるように、特徴的な製品を数々開発。それら製品ラインナップは当時の同社刊行のカタログで確認できますので、興味のある方は是非調べてみてください。
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さて、このトリプルソケットクラスターは、一つのソケットから3つのアウトレット、ライティングを接続できるというもの。刻印には"BENJAMIN 93"とあり、同社の1912年のカタログにはNo.93として掲載があります。
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パーツはブラスと陶器。この個体には黒いソケット口が2つ付いているのですが、おそらくこの2つは同社の他の製品のものと交換されたものだと思います。ただ、それ以外には著しい汚れやダメージはなく、1世紀を過ぎてなお良い状態を保っているといえるでしょう。
点灯時の写真はないのですが、動作確認済みです。口径は26口金ですので、電球は一般的なものであればお近くの家電量販店、ホームセンターで手に入ります。ちょっと高いですが、できればエジソン電球で楽しんでください。
近年、現地アメリカでも易々とは見つからず、今後益々高騰していくと思います。お探しの方は是非この機会に。
当時のアメリカの風俗に親しい方ならワクワクするイラストを同社カタログから数ページ拝借して、本日はこの辺で。
是非、御覧ください。
宜しくお願いいたします。

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by buttonupclothing | 2016-06-17 19:59 | アンティーク | Comments(0)
2016年 05月 28日

early 20th century Japanned mirror & clothing hanger

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP clothingです!

昨日のオバマ大統領の広島での17分間のスピーチは素晴らしかったですね。
キング牧師のそれや、オバマ大統領自身のプラハ演説以上に感動しました。
内容はもちろん、間や仕草も円熟味があって素晴らしかった。
次の大統領候補の彼が万に一つ選ばれることがあってもこうはいきませんね。

さて、今日の商品紹介。
early 20th century Japanned mirror ¥30,000 (税込 ¥32,400)
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20世紀初頭に製造されたミラー。フレームには以前にも紹介したジャパンフィニッシュ が施され、非常に雰囲気のあるアンティークです。素材はスチールとアイアン。
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ミラーとはいうものの銀膜は100年近い経年の中で剥がれてしまっています。カメラでは捉えきれないのですが、上の方に"RAUH BROS. &Co." 下の方には"PROGRESS SHIRT Men's Furnishing Goods"とお手本の様なレタリングがあり、これがまたカッコ良い!Rauh Bros. & Co.を検索すると少なくとも1800年代にはピッツバーグに存在した男性向け洋品店だった様です。シャツを試着した紳士が襟元を映した在りし日の光景が想像できます。
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裏側はこんな感じ。銀膜とそれをコーティングしている層は触るとポロポロ剥がれます。アーリーアメリカンな雰囲気の美容室や洋服店には最高にマッチしそうなミラーですが、ミラーとして使用するには一度銀膜を完全に剥離して、再度吹き付ける必要があります。でも再生したらとんでも無くカッコ良い鏡になりますね。このままでオブジェとして用いるのももちろんOKです。
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時代相応のサビや汚れなどありますが、実用に支障となるようなダメージは一切ございません。
大きさはミラー部分は17cm×22cm、フレームを含めると25cm×32cmです。

もう一品、アンティークを。
Japanned clothing hanger ¥20,000 (税込 ¥21,600) SOLD! ありがとうございます!
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製造年代はおおよそ20年代だと思います。ジャパンフィニッシュのアコーディオンハンガーです。よく見る重量のある大型のものでは無く、小ぶりなタイプです。とても良いコンディションです。
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取り付け部分。ビスは付属しないのですが、ビス2本で簡単に取り付けできます。小ぶりで軽量なので、お部屋などにも気軽に取り付けられると思います。
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最小まで縮めた状態です。13cm×9cm。幅は約3.7cmです。
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最大伸長時。約21.5cm×11.5cm。買い付け後、KUREを塗布しメンテナンスしておりますので、伸縮はとてもスムースです。
重量は数百グラムしかなく、非常に使い勝手が良いですし、何より一点あるだけで、雰囲気が一気に重厚になるアンティークハンガーです。年代を経た小傷はありますが、状態も申し分なし。ヴィンテージ、アンティークがお好きでお部屋までこだわりたい方に。店舗でのご使用はもちろんですね!

以上2品とも通販もご利用いただけます。
お気軽にお問い合わせください!
宜しくお願いいたします。

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by buttonupclothing | 2016-05-28 20:18 | アンティーク | Comments(0)
2016年 05月 05日

early 20th century Japanned coin bank

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP clothingです!

今晩も早速、商品紹介に参ります。

early 20th century Japanned coin bank ¥19,800 (税込 ¥21,384)
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1910年代ないし20年代に製造されたコインバンク、貯金箱です。素材はキャストアイアン。一見して何か分からない物体ですが、真ん中のレバーを引くと入り口が開き、そこからコインを落とす仕組みです。ただし、この入り口が狭く、日本で流通している硬貨だと1円玉ですら通りません。ですので蓋を外し収納ボックスとして、あるいはオブジェとしてお使いください。

そして、表面の仕上げ。黒にコッパー(銅)の模様が入ったこのカラーリングはジャパンカラーやジャパンフィニッシュと呼ばれ、近年アンティークの世界では特に珍重されています。一説には日本の漆塗りにインスパイアされ考え出されたものだとか、20世紀初頭、日本はアメリカ専用仕様の品物を多く作っていて、その中にこのカラーリングのものがあったからとか言われています。
一般的には"oxidized copper"(酸化銅)などと呼ばれるこのカラーリング、とても重厚で、一見してアンティークな雰囲気が感じられることに関しては、異論ないのではないでしょうか。
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この通り、蓋と本体は簡単に取り外せます。
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そして、この蓋裏のギミック。どういう意図がされた設計なのか分からないのですが、今でもスムースに可動します。
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本体裏面です。変形、ダメージもなく、状態良好です。
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蓋の上部のクレストの真ん中には窓があり、1から50までのカウンターになっています。

20世紀初頭に作られ、"ジャパン”の名を冠するアンティークです。
アメリカンアンティークのコレクターの方にはもちろん、お部屋や店舗のアンティークな空間作りにいかがでしょうか。

是非、ご覧ください。
宜しくお願い致します。

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HP. http://buttonupclothing.jp
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by buttonupclothing | 2016-05-05 19:23 | アンティーク | Comments(0)