<   2017年 01月 ( 4 )   > この月の画像一覧


2017年 01月 27日

70's U.S. army M-65 fish tail parka

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP CLOTHINGです!

間が空いてしまいましたが、トランプ氏がアメリカ大統領になって一週間。
早速、過激な政策を続々打ち出していますが、内容以上に品位を欠いた話し方が印象的。
一語一語発する毎に、右手でOK(お金?)のジェスチャー。知性を感じさせない話ぶり。
演説が人に与える印象は、内容よりもジェスチャーなど見た目による部分が大きいとはよく言いますが、
その文脈では最悪じゃありませんか?笑
就任式の観衆は過去最大の150万人だった!と言い張ってみたり、色々と驚愕します。
大金持ちの駄々っ子が大国の大統領にまでなってしまった、という当初の印象は当たらずも遠からず、といった所でしょうか。

とは言いながら、次の買い付けまでにドル安政策を打ち出してくれる事を期待しながら、
本日の商品紹介です。

70's U.S. army M-65 fish tail parka
e0343648_19180161.jpg
先日、インスタグラムでも紹介しておりますが、M-65フィッシュテールパーカを2枚、ご紹介です。
M-65フィールドジャケットの上に重ね着する、防寒を目的として作られたコート。
一般的にはモッズコートの名称で知られるフィッシュテールパーカ。
M-48、M-51とパターンが更新され、最終形として65年に登場したのが、今回ご紹介するM-65フィッシュテールパーカです。
巷ではこのデザインをソースとして作られた洋服が、メンズレディースを問わず相当数流通していると思いますが、そのベースになっているのが、今回紹介のアイテム。M-65はライナーとファー付きフードを取り外しできるので、暖かい時期はシェルのみ、寒い時期はライナーを装着して、さらに寒ければフードも、と気温に合わせて様々にコーディネートでき、使い勝手に優れ、またM-51まで備わっていた両肩のエポレットがないので、見た目にもとてもカジュアル。
今冬はかなりクローズアップされているアイテムでもあるようですね。さて、前置きが長くなりました。
e0343648_19204031.jpg
まずはシェルのみの方。¥9,800 (税込¥10,584) SOLD! ありがとうございます!
e0343648_19214247.jpg
サイズ表記はSMALL-REGULAR。会計年度は73年。
多少の使用感はありますが、全体的に程度は良く、
e0343648_19224886.jpg
ありがちなエラスティックのドローコードの伸びもなく、
e0343648_19234703.jpg
特徴的な袖口のエラスティックアジャストタブも伸びはなし。
e0343648_19261641.jpg
ジッパーはブラスのGENERAL。スムーズな動作です。
e0343648_19275429.jpg
次にフルセット。¥25,000 (税込 ¥27,000)
こちらもサイズ表記はSMALL-REGULAR。
会計年度はシェルが78年、ライナーが85年、フードは82年。
こちらは未使用コンディション、ほぼデッドストックと言って差し支えない良品です。
キルティングライナー、化繊ファーが付くフードが付属しますが、シェルのみのものとほぼ同仕様なので、各部説明は割愛します。

試着画像です。
e0343648_18061208.jpg
まずはシェルのみの個体から。細めのLevi's501にジョージブーツで英国的コーディネート。
次にフルセットで。
e0343648_18072749.jpg
e0343648_18084289.jpg
シェルのみの個体の実寸で、肩幅57cm、身幅63cm、袖丈64cm、前身頃94cm、後ろ身頃103cm。178cm、70kgの試着です。
実寸値だけ見るととんでもなく大きいですが、元々が装備の一番上に重ね着をすることを前提に作られているので、あくまで参考値として捉えてください。身長が170cm以上ある方がモッズコート然とした大きいシルエットで肩を落としたコーディネートを作るにはベストなサイズ感だと思います。

最後にモッズコートの「モッズ」に触れておこうと思います。
モッズ、つまりModernsは1950年代後半から60年代にかけて英国の若者を中心に起こったムーブメント。
旧来の価値観を否定し、ベスパやランブレッタといったスクーターに跨り、お洒落に仕立てたスーツを着て、髪型から爪先にまでこだわり、R&Bやソウルを聴き、何もかもをスタイリッシュにアップデートし、自らを「モッズ」と呼んだ彼らが着たのが、アメリカ軍放出品だったM-51パーカでした。
e0343648_18413684.jpg
フード一体型のM-51を着ています。胸にはU.S.ARMYのインシグニア。
e0343648_18480070.jpg
こちらはコヨーテファーと呼ばれる獣毛のファーが確認できます。
以上二葉は洋書"MODS!"からの引用。オリジナルモッズ達の姿を確認できる貴重な資料です。

そして、M-51を始めとするモッズ文化を体験できる超お勧めの映画がこちら。
e0343648_18532002.jpg
source IMDb

1979年の名作、「さらば青春の光」。原題"QUADROPHENIA"。
THE WHOがロジャー、ピート、ジョン、そしてキースのそれぞれの人格をテーマに作ったロックオペラアルバム「四重人格」に基づいて作られたモッズリバイバル映画!モッズコートはもちろん、彼らが501をどうやって履いていたか、伝説のTV番組RSG!や、ブライトンビーチの決闘を120分で追体験できる素晴らしい映画です。まだの方は是非。私は大学生の頃に出会って今まで100回は観ました。
モッズコートのルーツは今流行りのバンドでもなければ、踊る刑事ドラマでもなく、スウィンギング・ロンドン前夜のイギリスにあったということを記して、本日の商品紹介を終わりとさせていただきます。

BUTTON UP clothing
〒036-8004
青森県弘前市大町3丁目10-8
Tel&Fax. 0172-37-6699
Mail. buttonuphirosaki@gmail.com

[PR]

by buttonupclothing | 2017-01-27 19:45 | アメリカ古着 | Comments(0)
2017年 01月 14日

Japanned T-bar display fixture

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP Clothingです!

雪、降り続いています。
この冬は先週まで積雪がないという記録的小雪だったのでかなり楽でしたが、そこはまだ1月。
お天道様、そんなに楽させてはくれません。
一気に降りました。毎日氷点下で冷え込みも厳しい。
新潟など青森以上の積雪がある地域の皆さんは本当に大変だと思います。
春まであと数ヶ月、自愛しながら雪かきに精を出しつつ春を待ちたいものです。

商品紹介です。
Japanned T-bar display fixture ¥58,000 (税込 ¥62,640)
e0343648_18072108.jpg
度々ご紹介しているジャパンフィニッシュの家具、小物ですが、今回はTバーラック。ただコンディション含め、各部ディティールは中々スペシャルな一品です。
e0343648_18104574.jpg
直径およそ15.5cmのベース部分、黒にコッパーのリッチなジャパンフィニッシュ。
e0343648_18115659.jpg
シャフト部分も全体にジャパンフィニッシュ。肉眼ではもっとはっきりと確認できます。バー部分幅はおよそ46cm、メンズMのシャツが掛けられるくらい、たっぷりとしたサイズです。
e0343648_18130273.jpg
全高はおおよそ46.5cmから76.5cmの間で調節が可能です。
e0343648_18152548.jpg
シャフト部分を取り外し、ベース部分。
e0343648_18175732.jpg
すごいのはその裏。ガッツリとマニファクチャラーの刻印。1800年代中頃には中流階級に広く普及していただけあり、ジャパンフィニッシュの家具、什器、小物はそれなりの数が現存していますが、ここまで立派に刻印が入ったものは珍しいです。
e0343648_18243811.jpg
"J.R.PALMENBERG'S SONS. N.Y."
1852年ニューヨーク市にて創業の什器メーカー。引用させていただいた写真はニューヨーク私立博物館のページに掲載のもの。
さすがはニューヨーク、当時この地にあったメーカーや販売店の情報が大体見つかるのがすごい。
e0343648_18342211.jpg
事務所は西3番通り沿いに2番地にまたがって、店舗はブロードウェイ713番地にあったとのこと。
e0343648_18351067.jpg
西36番通りにあった同社ビル。メイシーズ近く、名称は変わってしまったものの、このビル自体は現存しています。
同社はバナーにある通り、服飾全般に関わる什器を製造していたようです。
一時は隆盛を極めたジャパンフィニッシュの家具も徐々に下火になり、1920年代にはその多くのメーカーは消滅。おそらく同社も倒産したか、別な事業に舵切りをしたのでしょう。1600年代、日本の漆塗りに影響を受け始まったジャパンフィニッシュの歴史、のちには工業製品などの塗装にも受け継がれていきます。黒に金色、ヴィンテージ&アンティークファンであればピンとくるカラーリングかと思いますが、本稿では蛇足ですので、またの機会に。
今回ご紹介したTバーラック、時代の片鱗を感じ取れる素敵な個体だと思います。100年を経過した自然な経年は感じられますが、目立つダメージもなく、素晴らしい状態です。

是非ご覧ください!
宜しくお願いいたします。
e0343648_19014464.jpg
BUTTON UP clothing
〒036-8004
青森県弘前市大町3丁目10-8
Tel&Fax. 0172-37-6699
Mail. buttonuphirosaki@gmail.com

[PR]

by buttonupclothing | 2017-01-14 19:06 | アンティーク | Comments(0)
2017年 01月 09日

SALE INFORMATION!

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP clothingです!

インスタグラムでもご紹介しておりますが、
セレクトアイテムから冬物のセールを行っております。

BETTER Shetland sweater 30% OFF
¥13,800 (税込 ¥14,904) → ¥9,660 (税込 ¥10,432)
e0343648_17470822.jpg
英国産シェットランドウールを使ったガンジーセーター。色はブラックのみですが、サイズはメンズS相当の2、M相当の3、各極小ながらございます!薄手で軽い着心地は春先まで活躍しますよ!
入荷時の記事です。あわせてお読みください。

もう一品。
BETTER feather down hoody 20% OFF
¥26,800 (税込 ¥28,944)→¥21,440 (税込 ¥23,155)
e0343648_17543455.jpg
フランス産ホワイトダック90%、フェザー10%のダウンパックを内蔵したダウンパーカ。こちらも色はブラックのみ、M相当の3とL相当の4が各一枚のみです。今冬は私もかなり多様していますが、カジュアルで暖かいのはもちろん、下に重ね着する衣類の調節によって上半身のボリュームをコントロールすることができ、重宝しますよ!
入荷時の記事はこちら!LLビーンあたりのアウトドアブランドがお好きな方や、ヨーロッパヴィンテージのスモックがお好きな方に特にお勧めです!

もちろん、通販も承ります。
お気軽にお問い合わせください!
宜しくお願い致します。

本日は都合により、18:30でクローズとさせていただきます。
宜しくお願い致します。

BUTTON UP clothing
〒036-8004
青森県弘前市大町3丁目10-8
Tel&Fax. 0172-37-6699
Mail. buttonuphirosaki@gmail.com

[PR]

by buttonupclothing | 2017-01-09 18:02 | セレクトアイテム | Comments(0)
2017年 01月 08日

50's Carmel Hollywood jacket

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP clothingです!

1月もすでに8日。遅ればせながら明けましておめでとうございます!
本年一発目のブログ更新ですが、決して怠けていたわけではございません笑
帰省中の友人の訪問や、急な来訪から夕食まで一緒に、といった機会が多く、やっとブログ執筆の時間が取れましたので
本日は新年にふさわしい華やかな商品をご紹介。

数日前、インスタグラムにも掲載したこちら。
50's Carmel Hollywood jacket SOLD! ありがとうございます!
e0343648_19404490.jpg
〜50年代に製造されたCarmelのハリウッドジャケット、通称ナッソージャケット!サイズ表記はなく、実寸S程度。コンディションはダメージの見あたらないミントコンディションです!

ロカビリーや50'sの文化がお好きな方にはもはや説明不要なアイテム、ナッソージャケット。富裕層のリゾート着として作られたジャケットで、50年代に映画俳優やロカビリースターが愛用したスポーツジャケットです。戦勝国だったアメリカ、そして訪れたゴールデンエイジを象徴するようなジャケット。その中でもカーメルはHollywood Sportwear社の最もポピュラーなライン。
e0343648_21430158.jpg
人気のポイントはこの独特な生地。茶に白のネップの入ったレーヨン生地です。このカラーリング、以前は散見できましたが、今では珍しいのでは。程度が良いものとなるとなおさら。タグはヤシの木のカーメル。当時、富裕層のリゾート用に作られたナッソーですが、タグからもそれが感じ取れます。
e0343648_21461520.jpg
ノーフォークの様な身頃のデザイン、ざっくりとしたカット、ゴージャスですねぇ。エルビスやエディコクランが着ていたナッソー、その当時の雰囲気をありありと感じることができます。
e0343648_21503822.jpg
バックスタイルも優雅。
e0343648_21512755.jpg
フックドベント、通称稲妻とも呼ばれる袖のデザイン、
e0343648_21520626.jpg
そして、同じく稲妻型のサイドベンツ。伊達ですねぇ。
e0343648_21533452.jpg
ボタンは豚鼻とも呼ばれるフラットな二つ穴。もちろん欠品なしで全て揃っています。

実寸は肩幅42.5cm、身幅50.5cm、着丈75cm、袖丈59cm。サイズタグが残っていればXSかSだったであろうサイズ感です。
178cm、70kgでは着ることはできますが、ナッソーのゆったりとした優雅なシルエットではなく、タイトなシルエットでした。しかしながら、劣化しやすいレーヨン素材。またハードに着られたものも多いジャンルのものながら、これだけコンディションの良い個体は中々見つからないと思います。お好きな方には一生ものとしてお勧めしたいです!

是非、ご覧ください!
宜しくお願い致します。

もう一品。
トルソーのコーディネートで中に着せたのは、このシャツ。

50's Towncraft open collar shirt ¥8,800 (税込 ¥9,504)
e0343648_22074896.jpg
50年代に製造されたペニーズ、タウンクラフトのオープンカラーシャツ。サイズ表記はM、コンディションは多少の傷がありますが、全体的には目立つ汚れなどもなく良好です!無地でベーシックですが、一枚あると重宝するドレープ感の気持ち良い一枚。
e0343648_22271714.jpg
タグ。同社の中でも比較的古めなもの。
e0343648_22280214.jpg
ガッツリロングポイントな袋襟。50'sの中でも40'sに近い古い仕様です。
e0343648_22283946.jpg
キワを縫う縫製、袖付け根はダブルステッチ。
e0343648_22314305.jpg
クラックの入ったベークライトボタン。
e0343648_22302162.jpg
襟に多少の擦れと、
e0343648_22324469.jpg
第3ボタン横にダメージ。左右2つずつあったカフスボタンが一つずつ欠品しています。
生地の状態は良く、まだまだ着れるコンディション。

実寸で肩幅45.5cm、身幅52cm、着丈69cm、袖丈60cm。フラップ付きの胸ポケットやロングポイントと雰囲気のあるオープンカラーシャツです。こちらもお好きな方には是非!
補足ですが、ナッソーはトルソーの写真のようにシャツの襟をジャケットの上に出して着るのが本流です。

おそらくここ数年は40's以前のワークウエアやミリタリーに皆様の注目が集まり、盛り上がりに欠けるであろうフィフティーズ。しかし、あれほどまでに強烈な輝きと個性のある時代はありません。近いうち、またリバイバルブームは来るでしょう。
古着に造詣の深いお客様でも意外に未開拓なジャンルだったりするフィフティーズ。当店のブログを通じて、少しでも紹介することができれば幸いです。

最後に、本日アヴィエイターキットバッグのお問い合わせを下さったお客様、メールの返信ができませんので、gmailを受信可能に設定の上、再度ご連絡をいただけますでしょうか。お手数をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い致します。

では、今年もBUTTON UP clothingを宜しくお願い致します!

BUTTON UP clothing
〒036-8004
青森県弘前市大町3丁目10-8
Tel&Fax. 0172-37-6699
Mail. buttonuphirosaki@gmail.com

[PR]

by buttonupclothing | 2017-01-08 22:52 | アメリカ古着 | Comments(0)