BUTTON UP clothing

BETTER 24' Autumn

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP CLOTHINGです。

3ヶ月のご無沙汰でした！

色々と忙しくさせていただいておりました、あしからず。

ということで本日の商品紹介です。

まずは

BETTER C/N Grosgrain Anorak ¥29,480 (税込)

BETTER、C/N Grosgrain Anorak、当店には黒が入荷しています。

今年の春に取り扱いしたナイロンタフタアノラックの素材違い。デザインはL .L .Beanのアノラックパーカをソースに

BETTERならではのリファインが施されています。

商品名にもあるC/Nはコットンナイロンの意。勘のよい方は写真でお気づき、いわゆる64クロスです！

縦糸に細番手のナイロン糸40％、横糸に太番手のコットン60％という黄金比率で編み立てた64クロスはアメリカンアウトドアには欠かせないマテリアル。

60年代にシエラデザインが開発した64クロス、コットンとナイロンの混紡ならではの機能性ときちんと経年してくれる素材感が素晴らしい。

コットンナイロンに加え、グログランをその名に冠する今回のマテリアル、しっかり重厚感のある高密度に編み立てられた生地です。

フロントはハーフジップにフロントポケット１、ハンドウォーマーを兼ねた大型ポケットという配置。

塩縮加工も施され、さらに目の詰まった64クロス、すでに自然なパッカリングも確認できますが、

着用による生地の変化も楽しみなアノラックパーカーです。ダブルステッチのピッチも良い感じです。

ドローコードも装備、大型のフードは雨風をしっかりシャットアウトします。

着用画像です。

178cm、70kg、サイズ3を着用。アウトドアブランドがリリースするアノラックパーカーではなかなか目にしないブラック、

とても汎用性高いと思います。

当店ではメンズL相当の３とXL相当の４が入荷しています。

パターン寸法でサイズ３が肩幅53cm、身幅60cm、着丈73cm、袖丈61cm。

サイズ４で肩幅55cm、身幅62cm、着丈75cm、袖丈63cmです。

プルオーバーですので、気持ち大きめが便利かもしれません。

少数の入荷です。是非ご検討ください。

もう一点

BETTER Aerogel Fabric Zip Jacket ¥27,280 (税込)

先ほどの64クロスとは打って変わり、ハイスペック素材「エアロゲルファブリック」を使用したフルジップジャケットです。

両脇にジップポケットのみ配されたシンプルなトラックスーツ然としたルックス、

高く大きめな襟は

様々にアレンジ可能

フロントはダブルジップでこちらも様々にアレンジ可能です。

熱伝導率が極めて低く「着る断熱材」とも表現されるエアロゲルファブリック。

表面はとても滑らかな肌触りのナイロン、内側はこの通り極小の起毛素材で高機能と快適な着心地を両立した素材です。

これからの季節、どれほど寒さをしのいでくれるのかもとても楽しみなアイテムです。

こちらはセットアップのパンツも入荷しています。

BETTER Aerogel Fabric Tucked Pants ¥21,780 (税込)

フロントはプリーツにドローコードのBETTERの定番パターン

バックはシンプルに右のみジップポケット

それぞれ単品でもセットアップでの着用もぜひ！

こちらは上下ブラックも入荷しています。

着用画像です。

グレー、こちらは上下とも４を着用

ブラック、こちらは上下３を着用です。

どちらのカラーも間違いない！

当店入荷サイズは

ジャケットがM相当の２、L相当の３、XL相当の４

パンツがL相当の３、XL相当の４です。

ジャケットのパターン寸法

サイズ２　肩幅46cm　身幅58cm、着丈67cm、袖丈58cm

サイズ３　肩幅48cm　身幅60cm、着丈69cm、袖丈60cm

サイズ４　肩幅50cm　身幅62cm、着丈71cm、袖丈62cm

パンツのパターン寸法

サイズ３　股上30.5cm　股下69cm　ワタリ37cm　裾幅21cm

サイズ４　股上32.5cm　股下71cm　ワタリ38cm　裾幅22cm

アノラック、エアロゲルセットアップ、どちらも良いですよ！

通販も対応いたします。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。

BUTTON UP CLOTHING

〒036-8182

青森県弘前市土手町118

Web store. http://buttonupclothing.jp

Tel&Fax. 0172-37-6699

Mail. buttonuphirosaki@gmail.com

BUTTER AND BREAD Newspaper Bag

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP CLOTHINGです。

先日鑑賞した「関心領域」

肝が冷える異色作、真夏日にピッタリかもしれません。

前触れなく津軽にも短い夏が到来です。

ということで、本日の商品紹介です。

BUTTER AND BREAD Newspaper Bag ¥22,000 (税込)

企画段階から多数問い合わせいただいた、BUTTER AND BREADの新作Newspaper Bag。

先仕上げが上がりましたので、ご予約開始のアナウンスと共に、本生産に先駆けて紹介いたします。

ニュースペーパーバッグでは定番の生成り(ecru)、もう一色はブラウンベージュをラインナップ。

ブランドとしては初のバッグの企画、大は小を兼ねるということで2泊程度対応なサイズ設定に。

まずは生成り、縮率の確認もありワンウォッシュ済み。クシャッと良い表情になりました。

ヴィンテージのニュースペーパーバッグに多い10号ないし11号では耐久性に乏しい。

一方で過剰な厚みもNG、ほど良い８号帆布を採用しました。

しっかりとした厚みと耐久性を持ちながら、取り扱いしやすいちょうど良いキャンバスです。

環縫いをメインにしっかりとした縫製で仕上がっています。

開口部中心には20mm黒ニッケルのDカンのクロージャー。シンプルながらしっかりと中身をホールドします。

デニムを縫製する工場さんにお願いしたこともあり、デニムに使われるリベットを採用しました。

荷重を十分に分散する７cm幅のストラップ、重さのかかるエリアに綿を詰めてさらなる負担軽減を図っています。

さらには衣服と触れ合う面のみキャンバスではなく綾織りの生地を当てていますので、大切な洋服を傷つけません。

細かい部分ではありますが、一層希少になっていく古着を愛用なさる方には痒いところに手が届く設計ではないかと思います。

ストラップ長は約78cm設計。短すぎるとルックスは良いが中身を取り出しにくく、長すぎると歩くたびにバッグが踊りそれこそ

使い心地は最悪です。Tシャツ一枚でも、冬場にウールやレザーを着込んでもちょうど良い長さに設定しています。

内側にはポケットを２つ配置。

財布や携帯など、迷子になって必要なタイミングで取り出せないシチュエーションも避けられます。

振らしになったポケットをめくるとタグもひっそりと配置されています。

続いてブラウンベージュ、ヴィンテージでもたまに出てくるリアルなカラーリングです。

ストラップの表裏の生地の使い分けがよく分かります。

シンプルな無地でとても使いやすい、コーディネートの幅が広がる２色のラインナップです。

そして、

BUTTER AND BREADに別注で笑、プリント有りのBUTTON UP CLOTHINGバージョンも生産します。

BUTTER AND BREAD Newspaper Bag ¥24,200 (税込)

まずは「BUTTON UP New Orleans」

当店の命名の契機の一つにもなった映画のワンシーンから着想。

朱赤とブラックのカラーリング、２種の書体の配置がリアルです。

いかにも当時存在したニュースペーパーバッグに見えます。

ジャズが産声を上げたニューオーリンズ、サッチモとビリー・ホリデイが出演した同名映画も必見です。

染み込みプリント、ワンウォッシュで若干の擦れも出て、早くもヴィンテージの様な表情です。

よく見ていただくと分かる、朱赤と黒の版が重なった当時のプリントスタイル。単純に精度が悪かったといえばそれまでですが、

こういう部分を忠実になぞる事で生まれる説得力はオールド、ヴィンテージに精通した者にしか作れないと思います。

もう１パターンは「BUTTON UP CLOTHING Hirosaki」

ニューオーリンズがあるのだから弘前があっても良いだろうというノリです笑

日本語を英語表記にした際にどうしても避けられない違和感を筆記体で払拭。

別注ならではの戯れ、我らが弘前に愛情をお持ちの熱いハートの持ち主は是非こちらを。

フリマでのディグにも欠かせないニュースペーパーバッグ。

私はアメリカにも持参してHirosakiをPRしてくるつもりです。

各種プリント入りは少数しか生産しませんのでお早めにお問い合わせください。

なお、量産時にはプリント位置を3cmほど下げます。

では、最後にサイズ感含め着用画像を。

リジッドでストラップ幅7cm、長さ78cm

本体幅55cm、高さ31cm、マチ幅20cm

ワンウォッシュで本体幅2cmほど縮み。

カッコ良いです、自画自賛です。

明日よりご予約開始、販売開始は7月下旬の予定です。

生地、工場の生産力の関係で生産枚数に限りありですので、お早めに。

宜しくお願いいたします。

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BETTER 24' Summer

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP CLOTHINGです。

あっという間に5月が終わり、ボサっとしているとあっという間に今年も折り返しですね汗

ということでBETTERよりデリバリーのこちら

BETTER OPEN-END RIB TANK-TOP ¥5,280 (税込)

定評のあるBETTERのタンクトップ、久しぶりの入荷です。

まずはタンクトップでは外せないオフホワイト。

極細リブがとても上品な仕上がり。材質はアメリカのカットソーでは一般的なオープンエンド糸。

空気の力で糸を甘撚りした、吸湿性と速乾性に優れる夏場に最適な素材です。

この表情です！締め付けすぎない極細リブが気持ち良い。

キュンキュンに締め付けるタンクトップしか経験のない方にこそトライしていただきたい着心地です。

あまりに物が良いので今回、５色入荷してます。

コチラがオートミール。

ナチュラルなカラーリングで、特に使えるカラーだと思います。

少し濃い目のコチラがグレー杢。

これも良い色です！

もう一発濃いコチラがチャコール杢。

全色なのですが、これも良い！

現実的な話をすると夏場の汗も目立たなくて良いでしょう。

最後はネイビー杢

黒のタンクトップはあまり着たいと思いませんが、このネイビー杢は着たいです！

一応、着用画像を

178cm、70kgでサイズ３を着用しています。

締め付けすぎない、オシャレに取り入れられるタンクトップです。

全５色、メンズM相当のサイズ２、L相当のサイズ３、XL相当のサイズ４とそれぞれ入荷しています。

そしてもう１アイテム

BETTER LIGHT TERRY RAGLAN T-SHIRT ¥9,680 (税込)

タオル地であるテリーを薄番手で極限まで編み立てた「ライトテリー」を使ったラグランTシャツです。

極細の裏毛素材、身幅もゆったりとした夏に最適なアイテムです。

オフホワイト

裏毛素材のボリューム感、バインダーネック、裾にはリブ配置でTシャツとしてはしっかりとした存在感です。

ライトテリーたるミニ裏毛、これも吸湿性、肌触り、真夏は大活躍の素材でしょう。

コチラはブラウン

チョコレート風味のブラウン、真夏に登場頻度の高まるホワイトのアイテムと相性良さそうです。

コチラも外せないブラック

言わずもがなでしょう

コチラも着用画像を

同じくサイズ３着用、風が通り抜けそうな少しゆったりした身幅が実に涼しそう。

個人的にもこの夏たくさん着る予感です！

タンクトップもライトテリーラグランも夏場のギアとして今夏の最適解だと思います。

ギアとして究極にベーシックな物こそ上質なものを着たいですね。

コチラも３色共にサイズ２、３、４が入荷しています。

少数の入荷ですので、お早めにどうぞ。

通販も対応いたします。

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Lawford "Daisy Mae" hat

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP CLOTHINGです。

相変わらずの不規則営業でご迷惑をおかけしております。

来月には通常通りの運営に戻れる見込みです。

よろしくお願いいたします。

ということで本日の商品紹介です。

Lawford "Daisy Mae" hat ¥16,500 (税込)

Lawfordから先日入荷した「Daisy Mae hat」です。

1910年代から40年代にかけてアメリカ軍の作業用ユニフォームとして採用されていた

正式名称「M-37 Denim Hat, Spec No. 6-3A」のオリジナル資料を忠実に再現。

M-37 Denim Hat、通称「Daisy Mae」

ヴィンテージファンの間ではもはや定番アイテムですが、せっかくですのでこのハットの歴史を少し紐解いてみます。

もはや幻のデニムプルオーバー、デニムトラウザーズとセットでデニムハットを被ったWW２前後の兵士の一葉。

第一次世界大戦(1914年-1918年)の直前、ファティーグ（雑用）ウエアとして導入された当初はブラウンデニムだったシリーズですが、

第一次大戦の終結後にインディゴデニムへと変更。長時間の屋外活動に適した直射日光を遮る広いブリム、携帯性に優れたデザインはいかにも一兵卒向けのデザインであり、士官クラスには不評だったそうですが、兵士達は好んでかぶっていたことが、ブリムを思い思いに癖付けしてアレンジしている写真からも窺えます。

以降、1940年代までインディゴデニムで作られたM-37デニムハットはその素材をオリーブのHBTへと再度変更されていきます。

そして元々はデニムハット、バケットハット、ブーニーハットと呼ばれていたM-37ハットが

「Daisy Mae」という愛称を持つに至った経緯が興味深い。

始まりは1950年代、イギリス人の腹話術師「Albert Saveen」出演のラジオ番組「Midday With Daisy May」

当時広く知られたこのラジオ番組に登場するボーターの様な帽子をかぶる女の子のパペットの名前が「Daisy May」

イギリスのロイヤルネイビーではクーパーの姓を持つものは「ミニ」、ホール姓は「アルバート」という風に愛称でお互いを呼ぶ習わしがあり、

そこからメイ(May)のファミリーネームを持つものは決まってデイジー(Daisy)と呼ばれていたそう。アメリカ軍にも同様の文化の伝播はあったでしょうし、

ニックネームのDaisy Mayとパペットのかぶる帽子が結びついた結果、M-37は通称「Daisy Mae」と呼ばれる様になった様です。

スペルがMayではなくMaeなのはアメリカの漫画「Li'l Abner」の登場人物「Daisy Mae」に倣ってのことでしょう。

このような牧歌的とも言えるような背景から生まれ、今も定番として知られている「Daisy Mae Hat」、商品紹介に戻りましょう。

6枚のパネルをついだ帽体、シルエットもオリジナルに倣い前後に長い楕円です。そしてブリムのステッチ、端はバイアステープで始末デニムは以前、Work Trousersでも用いた横糸にグレーを用いた10ozのグレイッシュインディゴ。白色のステッチと相まって、本物を思わせる質感に仕上がってます。内側にも同様にホワイトヘリンボーンテープ。後頭部側にタグ、サイズスタンプ職人の手により、当時の様なステッチの揺らぎも再現しながら一つ一つ縫製された完成度の高いLawfordの「Daisy Mae Hat」
当店では7 1/8 (M56cm)、7 1/4 (L58cm)、7 1/2 (XL60cm)の３サイズが入荷しています。ノンウォッシュでの販売ですが、水通しによる縮みで、およそ上記の内寸になります。自然なアタリと凹凸も出て雰囲気がガラッと変わりますので、ぜひ着用前に一度水通しください。
せっかくですのでオリジナルもご紹介しましょう。
N.O.S. M-37 "Daisy Mae" denim hat ¥132,000 (税込)オリジナルのM-37「Daisy Mae」です。未洗いのデッドストック。Lawford版がいかにオリジナルの資料に忠実か感じ取っていただけると思います。タグ、コントラクターは「Philadelphia Uniform」社、1940年度納入。サイズスタンプは７と7 3/8の２種類ありますが、内寸57cm程度はあります。やはりオリジナルにはローテク素材と縫製にしか出せないオーラがあります。デッドストックでストックもありますので、今ならお選びいただけます。最後にオリジナルとLawford版の比較を。左がLawford版、右がオリジナルのデッドストックです。遜色ない出来栄え、オリジナルはもちろんですが、8分の1で手にできるLawford版、猛烈にプッシュします！

通販も対応いたします。

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BUTTER AND BREAD Outdoor Cotton Anorak

こんばんは、青森県弘前市のBUTTON UP CLOTHINGです。

桜満開、花盛り、春の盛りの弘前です。

海外、県外からたくさんのお立ち寄り、本当にありがとうございます。

ということで、本日の商品紹介です。

BUTTER AND BREAD Outdoor Cotton Anorak ¥52,800 (税込)

ご予約くださったお客様、大変お待たせいたしました！

BUTTER AND BREADとしてコーチジャケットに続く第二弾となる新作「Outdoor Cotton Anorak」です。

1930年代のコットンスキーウエアを資料に、当時の意匠をB&Bの視点を通して再現しました。

今回はまず企画の元となった1930年代の資料から紹介しましょう。

1930年代の貴重な資料です。ダメージのないミントコンディション。

サイズが私には多少キツく着用することのないまま、でもいつか着たいと思っていた1着です。

バーモント州ニューポートの「B.F.MOORE」社のスキーウエアブランド「SLALOM SKI WEAR」

1920年代にニューイングランド地方バーモント州ニューポートで創業の「B .F.Moore」社

1932年の顧客への書簡の中では

当時のラインナップが紹介されています。

元々ヨーロッパのエリートを中心としたハイソなスポーツだったスキーが一気に一般に普及した1930年代、

同社は最新の素材とデザインを兼ね備えたスキーウェアを多数製造するようになったようです。

このアノラックに用いられているのが1934年発表の「Byrd Cloth」

先駆けて1920年代にイギリスで生まれたグレンフェルクロスにも似た高密度の平織りコットン生地。

今ではポプリンという呼び名が一般的なこの素材を開発したのがハリス・サーストンと探検家リチャード・バード。

彼の名を冠するバードクロスは防雨防風と通気性を両立した高機能素材で、それまで主流だった

ウールやファーを中心とした防寒着に劇的な新陳代謝を促したようです。

第二次世界大戦以降の米軍のユニフォームにはポプリンを使ったものが多いのも頷けます。

バードクロスは今でも大手アパレルの製品にフィーチャーされていることもあり、詳しい方はご存知でしょう。

今回のこのスキージャケットも当時の最新の素材を用いた最先端のアウトドアウェアだったわけです。

ジッパーは1937年6月製造を意味するF7のホールマーク入り

褪色して浮き上がる綿糸が素晴らしい表情を見せています。1cmあたり5針の細かい運針が効いています。

全体に浮かぶパッカリングと自然な経年感が凄みを感じさせます。

特殊で凝ったパターンのフード部分

とにかく全体に立体感あるパターンでやはりこの時代の洋服は贅沢だと感じます。

現代でも十分に通用するシンプルで洗練されたこのアノラックをもっと気軽に紹介したい！というのが

今回の企画背景です。

では今回の製品を紹介します。

色はオリジナル同様ネイビーのポプリン生地。これからの経年を前提に当時のデッドストックをイメージして濃いめの色味に

なっています。綿糸も同様ですので、今はモノトーンに近い印象ですが、着込んでいくことにより段々とステッチが浮かび上がってきます。

生地のオンスは資料よりも若干厚く、よりしっかりとしたコシのある質感です。

ジッパーはコの字TALON、スナップボタンも極力ヴィンテージに近いものを選びました。

製品はワンウォッシュ仕上げ、すでにパッカリングも出て立体的な表情が出ています。

袖先のみ二重になりゴムが入る凝った作りもそのままに再現

フード付け根、高い襟は冷気をしっかりシャットアウト

脇下の特殊な縫製や

何より運針や5mm幅のダブルの環縫いもしっかりと表現。目立たない部分ですが、企画全体の出来上がりに重大な影響を及ぼす

重要な要素です。

ドローコードは資料同様、フードとウエストの２箇所に入ります。

フードの特殊なパターンもしっかりと再現されています。

ヴィンテージの資料と今回の製品の比較です。色が濃くモノトーンな分、製品は平面な印象ですが着用によって

どんどん質感良くなっていくはずです。

一枚でこの製品の良さや立体感は伝えきれませんが、

とりあえず着用画像です。

178cm、70kgがサイズ42(XL)を着用。

着丈が短いオリジナルのバランスを多少修正し、とても着用しやすいバランスです。

胸のプリーツポケットとウエストのパッカリング、ハーフジップとスナップボタンのコンビネーションが

デザイン性十分で、それ以上の装飾は本当に要らないと感じます。

今回も38(M)、40(L)、42(XL)、44(XXL)の４サイズ展開

以下、パターン寸法です。

SIZE	着丈	身幅	肩幅	袖丈
38(M)	59	62	49	57
40(L)	61	64	51	59
42(XL)	63	66	53	61
44(XXL)	66	69	55	63

ご予約いただいた方には受け渡しを開始しました。

極少数の生産ですので、気になった方はお早めにご検討ください。

今回もBUTTON UP CLOTHINGと併せ

LAWFORD CLOTHINGさんでもお取り扱いいただいております。

BUTTER AND BREADとしては近くニュースペーパーバッグの生産もありますので、

引き続きご期待ください。

通販ももちろん可能です。

お気軽にお問合せ下さい。

BUTTON UP CLOTHING

〒036-8182

青森県弘前市土手町118

Web store. http://buttonupclothing.jp

Tel&Fax. 0172-37-6699

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